ゲーム制作技術論
川島 基展
東京工科大学メディア学部
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▶ 授業概要
本講義では、ゲーム開発のプロフェッショナルになるために必要となる、さまざまな制作技法について学習します。
ゲームコンテンツ開発の工程や産業動向の理解をはじめとして、ゲームデザイナー、グラフィックデザイナー、プログラマーなどのクリエーターが用いる要素技術および各スタッフの連携について、実例を交えて解説します。また、技術的な側面だけでなく、スケジュール、予算、クオリティの管理などのマネージメント面や、近年のスマートフォン向けのゲーム開発など、さまざまな側面にも触れます。
プロジェクト演習やサークル等でゲーム開発を経験している方はもちろん、ゲーム開発に用いられる技術や技法に興味があり、これから理解を深めたい方にもお勧めです。

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▶ 授業方法
ゲームデザイン、グラフィックス、プログラミング、サウンドデザインなどにおける各要素技術とともに、各スタッフ間の連携についても理解しやすいように、ゲームコンテンツ開発の工程に沿って講義を進めます。また、履修者の理解を深めるため、多くのゲーム作品のデモンストレーションを行うほか、CGソフトウェアを用いた解説を行います。
レポート課題への対応のため、ノートPC必携です。

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▶ 準備学習
「ゲーム制作技法の基礎」や、メディア専門演習「ゲームプロデューシング」などの授業を履修しておくと、本講義の理解が深まります。とくにこの分野での就職を目指す方は、「ディジタル映像表現論」「表現工程論」「表現技術論」などの講義や、プロジェクト演習の映像コンテンツ制作系の演習も履修しておくことをお勧めします。

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▶ 履修上の注意
4年次の卒業研究「ゲームサイエンス」を履修予定の方は、必ず本講義を履修してください。

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▶ 成績評価方法・基準
次の項目により、成績を評価します。
*授業中に提示するミニレポート[各10点]
*2つのレポート課題[各50点]

なお、単位認定要件は160点以上とします。

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▶ 教科書・参考書
 *教科書:独自に作成したテキストを使用します。
 *参考書: ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術(秀和システム) 
      「レベルアップ」のゲームデザイン(オライリー・ジャパン)
      ディジタル映像表現-CGによる映像制作- 
        (財団法人 画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)
      

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 * 研究室:研C 413
 * オフィスアワー:水曜12:15〜13:15
▶ 備考
 メディアコンテンツコース認定に必要な必須選択科目です。

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